となりの佐伯さんは、私の沈黙だけを拾う

恋愛(オフィスラブ)

となりの佐伯さんは、私の沈黙だけを拾う
作品番号
1780977
最終更新
2026/06/10
総文字数
100,719
ページ数
12ページ
ステータス
完結
PV数
3,881
いいね数
13
市役所市民課で働く藤野香澄は、いつも笑顔で「大丈夫です」と答えてしまう。
理不尽なクレームも、同僚からの頼まれごとも、母からの結婚への圧も、三年前の婚約破棄の傷も――全部、笑顔で受け止めてきた。

そんな香澄の前に現れたのは、福祉課の佐伯律。
無愛想で、冷たくて、話しかけづらい。
けれど彼は、香澄が見ないふりをしてきた苦しさに、誰よりも静かに気づいてくれる人だった。

「今のは、あなたが悪い件ではありません」
「大丈夫な人は、そんな顔でカフェラテを握りしめません」
「言いたくないなら聞きません。でも、言えないなら待ちます」

優しく慰めるのではなく、代わりに決めるのでもなく、ただ隣で待ってくれる佐伯。
彼の不器用な優しさに触れるたび、香澄は少しずつ、自分の本音を取り戻していく。

もう、全部を笑顔で受理しない。
これは、頑張りすぎてきた女性が、自分の声で幸せを選び直す、大人のじれ甘オフィスラブ。
あらすじ
市役所市民課で働く香澄は、何でも笑顔で受け止める癖がある。そんな彼女の沈黙に気づくのは、無愛想な福祉課職員・佐伯だけ。元婚約者との再会をきっかけに、香澄は言えなかった本音と向き合い、佐伯の隣で自分の幸せを選び直していく。

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