目眩がしたのか視界が悪くなる。 そして私は突然倒れた。 「お、おい?! どうしたんだよ?」 草太くんの呼び声が微かに聞こえる。 応じようと思っても、きつくてできない。 私は意識を手放した。 「滴…ごめんな… 俺のせいで… こんなになるまで、何も気づかないで…」 意識が戻ると私はベッドの上だった。 そして近くにいる草太くんが悲しんでる。