そして安希は詳しく私に聞こうとしてこない。 なおさら罪悪感が積もっていく。 ―――――――――――――― ―――――― 複雑な心境を忘れようと、私は周りの光景に馴染むようにした。 すると馴染むのは簡単で、いつの間にか時間はあっという間に過ぎて。 もう20時になりかけている。 「ちょっとトイレ行ってくるね」 外を歩いていた私たち。 公衆トイレを見つけた安希が、それに駆け寄っていく。