「滴ー。このあとも話したかったんだけど… あいにく部活でさ。 だから今夜は久しぶりのメールしよう!」 安希の声が耳に入る。 この後安希と話せないのは残念だが、まぁ仕方の無いことだ。 今日は大人しく帰って、家でゆるりとするか。 「じゃあね」 「うん、また明日〜」 軽く安希に挨拶をすると、先に安希が教室を出た。 少ししてから、私も教室を出る。 後ろのドアから。