
- 作品番号
- 84349
- 最終更新
- 2016/02/12
- 総文字数
- 31,935
- ページ数
- 110ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 607,076
- いいね数
- 3
- ランクイン履歴
-
ファンタジー10位(2017/10/25)
6位(2008/06/09)
王子と従者。
彼女の願いは・・・・・・。
2008年5月20日完結
2008年8月3日
「ファンタジー」で57位になりました。
ありがとうございます。
この小説のキャラクターをイメージして、ハニ子さんにイラストを描いていただきました。
URLをのせていたら、
規則違反で表示されなくなって
しまったので、
見たい方は
感想ノートにある
ハニ子さんのコメントから、
もしくは、「ハニコのおうこく」
を検索して、アルバム から見てください。
*Kana*さん、戦大将さん、
かほく麻緒さん、ハニ子さん、
秋山まゆみさん、作輝さん、
桜ノ宮光さん、SUMITOさん、
たろじさん、カツラギカヤさん、
大宮鈴夏さん、
感想&レビューありがとうございます。
この作品のレビュー
穏やかな調子が、おばあさんが語るおとぎ話にも似たお話。
簡単に説明するなら、これはそんな物語です。
穏やかな語り口に残酷さを秘めているところも、口伝えの童話を思わせます。
十年前に滅んだ王国。
滅ぼした国の、呑気な王子。
滅ぼされた国の、独りぼっちの王女。
戦争から平和へ。
お話はやわらかなカタルシスを含んで終わりますが、私には実は、気になることがひとつ。
孤独な王女の、しあわせのこと。
滅びた王国の悲劇を王女に見せつけられ、戦争を忌むようになった王子。
彼は、理解者に囲まれ、信じた道を生き、しあわせになれたのだな、と思います。
でも、王女は?
彼女も、意思を貫き生きたとわかってはいるものの、なんとなく、寂しいなあ、と思ってしまったりするのです。
そんな王女への思い入れもあいまって、印象的なお話でした。
かつて起こった戦争と、今まさに勃発寸前の戦争… 2つの戦争を巡って、「守るべきもの」とは何かを読者に問い掛けます。 丁寧な描写と、全編を通じて語りかけるような文章が特徴の作品です。 あなたの「守るべきもの」について、考えてみませんか?
かつて起こった戦争と、今まさに勃発寸前の戦争…
2つの戦争を巡って、「守るべきもの」とは何かを読者に問い掛けます。
丁寧な描写と、全編を通じて語りかけるような文章が特徴の作品です。
あなたの「守るべきもの」について、考えてみませんか?
この作品の感想ノート
こんばんは、お邪魔しちゃいます。
丁寧な文章でいてなんだか優しくもあり、切なさがジワリと滲んだ印象を受けました。
特に読み終わった後に染み込んでくるみたいで、リリィが特に印象に残って、最後に良かった思いと寂しさを感じました。
それでは、この作品に出合えたことありがとうございました(^^)
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