古城の姫君のレビュー一覧

平均評価星数 ★★★★ 4.0
★★★★
2008/08/01 20:22
投稿者: カツラギカヤ さん
ネタバレ
痛々しい不幸と、どこか切ない幸福

穏やかな調子が、おばあさんが語るおとぎ話にも似たお話。

簡単に説明するなら、これはそんな物語です。

穏やかな語り口に残酷さを秘めているところも、口伝えの童話を思わせます。


十年前に滅んだ王国。

滅ぼした国の、呑気な王子。

滅ぼされた国の、独りぼっちの王女。

戦争から平和へ。

お話はやわらかなカタルシスを含んで終わりますが、私には実は、気になることがひとつ。

孤独な王女の、しあわせのこと。

滅びた王国の悲劇を王女に見せつけられ、戦争を忌むようになった王子。

彼は、理解者に囲まれ、信じた道を生き、しあわせになれたのだな、と思います。

でも、王女は?

彼女も、意思を貫き生きたとわかってはいるものの、なんとなく、寂しいなあ、と思ってしまったりするのです。

そんな王女への思い入れもあいまって、印象的なお話でした。

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★★★★
2008/05/20 18:52
投稿者: 戦大将 さん
守るべきもの

かつて起こった戦争と、今まさに勃発寸前の戦争… 2つの戦争を巡って、「守るべきもの」とは何かを読者に問い掛けます。 丁寧な描写と、全編を通じて語りかけるような文章が特徴の作品です。 あなたの「守るべきもの」について、考えてみませんか?

かつて起こった戦争と、今まさに勃発寸前の戦争…

2つの戦争を巡って、「守るべきもの」とは何かを読者に問い掛けます。

丁寧な描写と、全編を通じて語りかけるような文章が特徴の作品です。


あなたの「守るべきもの」について、考えてみませんか?

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