赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

嬉しくて、温かい。

こんな喜びと幸福を与えてくれたジュークに、自分もちゃんと伝えなくては。


「ジューク様……嬉しいっ……!」

涙で途切れ途切れになってしまうが、それでもしっかりと、一言一言ハッキリと伝えた。


「あたしもっ、ジューク様の傍に……ずっと居たい」

「……キサラ」


ジュークのもう片方の手が、キサラの肩にそっと置かれる。


「好きです。あたしは、ジューク様が好きです……」

言い終えると同時に、力強く抱きしめられた。


「俺も、キサラが好きだ。……もう一度言うぞ? ……俺と、結婚してくれないか?」

もう一度耳元で囁かれたプロポーズに、キサラはすぐに答えた。