赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

「この程度で背中の皮がむける事はございませんので安心して叩かれてください」

まるで心の中を見透かしたかのような言葉が放たれる。

いや、むしろこれは見透かしたというよりは心を読んでいるかのようだ。


(またタイミングよく言うんだから……。って言うか、安心して叩かれろとか……。叩かれ無いように頑張れじゃないんだ……)

相変わらずつかみどころが無い。
しかも酷い。


「ですが、そうですね。私も叩き疲れましたので、ダンスのレッスンに変えましょうか」