赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

こじんまりと身内だけでするならば大したことは無いだろうが、ここはマクスウェル伯爵家。

そんな地味な結婚式になどするわけが無い。


招待客も勿論呼ぶだろうし、彼らの接待の準備もしなくてはならない。

それにウェディングドレスなどは今から作るのでは無いだろうか?


それらを考慮すると、三ヶ月はかなりギリギリだ。


「……間に合いますか?」

思わず、そんな言葉が漏れてしまう。

だが、メルリナは微笑んでハッキリ口にした。

「間に合わせるわ」

と。