赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

「ジューク様だって声が大きいです! 大体恋愛感情抱いていなくても、幼女に手を出すなんてヘンタイに変わりありません!」

もはやキサラは僅かに流していた涙も止め、ムキになって叫んでいた。


すると懸命に反論していたジュークが、突然静かになる。


「……そうか、分かった。お前はどうしても俺をヘンタイにしたいのだな?」

目を細め無表情でそう告げた後、ニヤリと正に吸血鬼“らしい”不敵な笑みを浮かべた。


「え?」

瞬時に身構えるキサラだったが、意味は無かった。

元々押し倒されている様な格好。
ジュークはキサラに逃げる隙も与えず手首を掴み組み敷いた。