赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

かなりのショックを受けたキサラはジュークの胸ぐらを離し、力が抜けた様にベッドに突っ伏す。

そして僅かに泣きながら喚《わめ》いた。


「そんな……そんな昔にファーストキス済ませていたなんて……。うっ、ううっ! ジューク様のバカぁ! ロリコン! セクハラ魔王ー!」

ショックなのを良い事にとんでもない事まで叫んでいる。


「ちょ、ちょっとまて! ロリコンは聞き捨てならないぞ? あとセクハラも」

慌てるジュークだったが、そこだけはハッキリと否定した。


「でも幼女だったあたしにわざわざ口移しで血を飲ませたくせに!」

「それはお前の意識が無かったから仕方なくーー」