赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

(だが、それにしたって気にし過ぎじゃないか?)

執務中でも、城を離れるときでも。

気付くとキサラの気配を辿り、城の中にいると分かればホッとした。


以前は仕事をしていたはずの時間帯。

キサラが眠っているかと思うと、顔を見るだけと部屋に忍び込んでしまう。

それがどうしてかいつも朝まで一緒に眠ってしまっているのだ。


特に何かをするわけでは無いのに……。

(……っ!)

そこまで考えると、一つ思い出すことがあってジュークは赤面した。