赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

もう全部ぶちまけてしまった。

ずっと溜め込んでいたもの。

密かに思っていた事。


全部。


そうしたら、自分の事を必要無いとまで言っていたジュークが謝って来たのだ。

これほど可笑しな事は無い。


笑って、笑い疲れたキサラは滲む涙を拭ってジュークに聞いた。


「ジューク様。まだ、あたしは必要無いですか? まだ、遠くに行って欲しいと思っていますか?」

例えそうだと言われても諦めるつもりは無かったが聞いてみた。