赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

それでも答えなくてはいけないと思ったのか、ジュークはしどろもどろに話し出す。

「……いや、その……。こうして思い出してみると、俺はかなり酷い事をしているな……と思って……」

「………………」

(今気付いたの?)


伯爵という地位であるジューク。

頭も良いと思っていたが、実は馬鹿なのだろうか。


キサラはもう呆れる事しか出来ない。

呆れて、あまりにも馬鹿馬鹿し過ぎて笑えて来た。