赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

呆れたため息をついた少年は面倒臭そうに答える。

「どっちでも良い。夕日と呼びたいならそう呼べば良い」

「うん! 夕日さん。夕日さんはどうしてここに来たの?」

答えてくれた事が嬉しくて、また質問をした。


すると少年はまたため息をつき、紫の目でキサラを睨んだ。

「最初に質問したのは俺だぞ? 何で泣いているんだ? 答えろ」

イラついているからなのか、元々の少年の性格なのか。
偉そうに命令して来る。