赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

「……」

キサラはただ黙り込む。


確かに両親の死がジュークの与えた不運の所為だとはっきりしているわけではない。

ジュークが自分を花嫁に決めたのが同じ頃だと言うだけだ。


「俺がお前を花嫁にしたのは、お前の両親が亡くなってからだ」

そう言うと、ジュークはベッドへと移動しそこにキサラを下ろした。

ジューク自身はベッド脇に膝をつき、キサラと視線を合わせる。


そうして話を続けた。