赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

驚きというより驚愕。
そんな表情だった。

その顔色がスゥっと白くなる。


元々具合が悪そうで白かったが、一気に青白くなった。


「あ、アンジー!?」

貧血でも起こしたのか、その場に倒れそうになるアンジーを受け止めたのはクルスだ。


「大丈ーー!」

大丈夫ですか!?

そう声をかけようとしていたキサラだったが、異常な喧騒《けんそう》に声を遮られた。