赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

「あー、悪かったなお嬢さん。娼婦と間違えちまって」

「だがこんな所をうろついてたらまた間違えられるぜ?」

「そうそう。早く用事済ませて帰るんだな」


ばつが悪かったのか、そう告げた男達はアッサリいなくなってしまった。

あまりの引きの良さにキサラは呆然としてしまう。


「……それで? 貴女どうしてこんな所にいるの?」

残っていた女性に声を掛けられハッとする。

まだお礼も言っていない。