赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

男達の会話についていけず何も答えられないでいると、彼等はさらに言葉を続けた。


「何にしろ早く店に戻った方が良いぜ? 迷子なら俺達が送ってやるから」

「そうそう。何なら俺が今日お前さんを買ってやるよ」

「おいおい、こんな子供に何言って……って、良く見りゃあ可愛い顔してるなあ」


キサラは一言も発していないのに、男達は勝手に話を進めていく。

訳が分からないが、一つだけ分かった事があった。


(この人達、あたしの事娼婦だと思ってるの?)