赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

悪い人達では無いと思うので、何とか通してもらえるように話をしようとするキサラ。

でも、声を発したのは男達の方が早かった。


「なんだお嬢さん、迷子か?」

「今は仕事中なんじゃないのか?」

「まさか店を逃げ出して来たんじゃ無いだろうな?」


「え、えええ?」

立て続けに言われ、キサラは何がなんだか分からず混乱してしまう。


(迷子って言うのは合ってるけど……。仕事中? 店? 何の事?)