赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

顔を真っ赤にして叫んだキサラに、クルスは困り笑顔になる。


「確かに、キサラ様にとっては許せない事ですよね……。という事は、ジューク様を止めに来たのですか?」

「はい」

「失礼ですが、どうやって?」

「それは……」


全く考えていないので言葉に詰まった。

とりあえずここに来れば、勢いで何とかなるのではないかと思っていたから。


黙り込むキサラに、クルスが一つ提案した。

「良ろしければ、一度付いて行ってみては?」

「ええっ!?」