赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

「え、あ。その、これはスパルタセラさんに……って、そんな事はどうでも良いんです!」

問題はそこでは無いと思い直す。


「あ、あの。もしかしてこれから、ジューク様……お出掛けになるんですか?」

「はい」


「そ、それってもしかして……娼館に?」

「はい」

キサラは聞き辛い事を言ったのに、クルスは何でも無い事の様にサラリと答えた。

そのため、キサラはまたもテンパってしまう。


「は、はいって!? そ、そんなのダメです!」