赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

締め付ける力が強く、内臓が口から出てくるかと思う程だ。

寝ぼけているのか、その目は開く事は無い。


(まさか本当は起きていて、寝ぼけてる振りして絞め殺すつもりじゃ無いでしょうね!?)

そんな風に思ってしまう程に苦しかった。

苦し過ぎて、いっそ殴ってしまおうかと思ったとき。


「う、ん……ん?」

ジュークの紫の瞳がゆっくり開いた。