赫の守護〜無自覚溺愛吸血鬼〜

(ええっと、確か昨夜は……)

とりあえず状況を理解しようと、キサラは眠ってしまう前の事を思い起こす。


確か昨夜はジュークが部屋に訪ねて来たのだ。

そして自分の血は絶対に吸わないから何処か遠くに行ってしまえと告げられた。

納得出来なかった自分は反発して……。


(……そうだ。そしてテーブルにつまづいて頭を打って気絶してしまったんだ)

こうして思い起こすと何時もながら情けなくなって来る。