もう一度、会いたかった


笑顔のしぃじいちゃんに




記憶が曖昧になってく姿に


何度も目を逸らした


受け入れられない自分に心底嫌気がさした




でも、ふと思ったんだ


自分が、あたしが、覚えていればいいんだって


たとえ、周りが忘れても


あたしの中で、忘れなかったらいいんだよ



そしたら、いままでの泣き言が嘘みたいにバカバカしく思えたんだ




あの日、ひまわりの絵を持ってった日


あたしの人生の記憶史上


最も忘れられない日になったよ


思い出してくれて、ありがとう




たとえ、それがじいちゃんの目には、母や叔母の姿に見えてたとしても


あの日の自分に後悔はない


だって、笑ってくれたから





最後に





生まれ変わったら、もっともっと話がしたいよ


今度こそ、あなたが大事にしたことを


知りたいから