恋愛野獣会

思い当たる節はいくつもある。



でも、だからってなんでこの人にそんな事まで言われなきゃいけないの?



グッと唇をかんで、フォークを叩きつけるようにテーブルに置く。



「最低」



震える声でそう言い、私は食堂を出たのだった――。