天井からはゴーッと音を上げながら冷たい風が吹いていて、その下のダンボールを冷やしている。 「明日香、何が食いたい?」 「え? あ、なんでも……」 なんだかこの光景を見た瞬間、驚きで食欲がなくなってしまった。