桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】


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桐さんを捕まえられたのは、校舎裏の花壇だった。


いつもの花壇だった。



「桐さ……待って……」



「……はあ………氷室くん……諦めてよ……」
 


結局、校内三週したところで捕まえられたのだった。



五周しても諦めなかったけどな。



「桐さんに聞いてほしいことがあるんだ」



「……私は話すことはない」



「じゃあ俺が一方的に話すから、嫌だったら耳を塞いでいて」