「とりあえず名前はバスケ部うたってるけど、それ以外も色々やって作ってみるつもりよ」 サッカーとかテニスとか、出来るものならなんでも――と、また朗らかな顔をした。 「………」 恋理ちゃんは、解(ほど)けた。 三人が、昨日一緒にいるのを見て。 私って、必要ないよね。 そう、再認識したんだ。 じきにバスケ部員たちが集まってきて、その中に氷室くんと彼方さんもいて。