その翌日、月曜日。
 


朝練に行くと恋理ちゃんが体育館にいた。



「え、どうしたのっ?」
 


思わず鞄が滑り落ちた。
 


そんな私を見て、恋理ちゃんはジャージ姿で愉快そうに笑った。



「入部したの」



「入部⁉ バスケ部⁉」



「ううん、目隠しバスケ部、作っちゃった」