桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】



「ボールに触れられない。ゴールを狙えない。……どれだけ有能だって、恋理はコーチでもマネージャーでもなかった。

プレイヤーだった。優勝の瞬間に、自分はコートにいなかった」



「それで……」
 


退部、したのか……?



「土下座して、退部させてくれって言われた」



「……それは」
 


また、強烈な……。



でもやっぱり、恋理ちゃんらしいと思ってしまう。