「……今の会話、何? 長部先輩。音崎さんがさりげなく要求したような……」 「うん、俺ら家が近くて親が留守がちで、大体氷室の作った飯食いに行くんだ。 俺は氷室ほど上手くないし恋理は台所爆発させるから」 「彼方、さりげなくバラしてんじゃないわよ。また私がぼっちになるじゃない。 中学の二の舞はごめんよ」 「えっ……音崎さん、いじめにでも遭ってたの? 誰、ぶっ飛ばしにいくよ」 カッコいい……!