感想ノート

  • (夜は、残月や、かつて一緒だった爺。

     あるいは、牙王に似たバイアス気配に、一瞬目を見張り……

     しかし、やはり、明らかな違いに気がついて、そっと微笑む)

    夜:「異世界の吸血鬼よ。
     僕を『皇子』と敬意を表してくれてありがとう。
     しかし、僕はお前の主(あるじ)ではなく、統べる国も、もはや無い。
     夜、と呼べば、それでいい」

    (夜は、離れがたい、と思うリアンをそっと身体から離し、彼女の髪を撫で)

    夜:「本当に残念だけど。
     ……お迎えが来たようだよ……?
     元気でね、なんてとてもいえないけれど。
     リアンのココロの休まる日が少しでも長いことを、僕は、祈るよ」

    2008/06/13 14:12

  • リアン「?どうして謝るの?」

    不思議そうに首を傾げる。(極度の世間知らずな為一般的なキスの意味をわかっていない)


    バイアス「リアン、勝手に遠出をするな」


    部屋の入り口に立っている。
    (長い銀髪と血のように赤い瞳、全身を隠す黒衣を纏う吸血鬼。
    強力な魅了の力をコントロール出来る。
    とりあえず残月を魅了にあてて入ってきた。
    夜を見て少し驚く)


    「皇子……か…?」

    現夜知樂 2008/06/13 08:19

  • (リアンが目を開いた事による魅了に。
    夜は僅かに抵抗するも、またあっさりとかかり、ふわふわとした気分で。

     しかも、極上な微笑みに、くらくらと惑い。

     夜は、反射的にリアンを強く抱きしめる)

    夜:「僕を、覚えておいで?
     僕の姿を。
     匂いを。
     永遠にも近く刻み続ける……心臓の音を……
     僕は、待っているから。
     生まれ変わってどんな姿になっても、リアンの魂(ココロ)の輝きを見分けて、飛んでゆくから」

    (夜は、静かでも激しい思いに後押しされるように。

    思わず、リアンの唇に羽のように唇で触れて、我にかえる)

    夜:「ごめ……
     僕は、なんて……ことを」

    2008/06/13 07:53

  • ((少し離れ、ゆっくりと目を開ける))

    「それじゃあ…覚えておかなきゃ。
    夜の事、生まれ変わってから、また出会えるように」


    ((涙で潤んだ瞳で微笑む))


    「僕には、血の繋がった弟がいて、友達がいて、夜がこうして僕を悼んでくれる。
    幸せ、だよ」


    ((とろけるような極上の笑顔で))

    現夜知樂 2008/06/13 00:22

  • 夜:「僕もリアンと話が出来て、良かった……」

    (目を閉じて)

    夜:「できることなら。
     辛い運命(さだめ)が待つ場所には、戻したくはない……よ」

    (連れて逃げるのは無理だと判ってはいるが、儚い命がとても愛しくて。

    リアンの身体をそっと抱き寄せる)

    夜:「死は、きっと。
     消滅ではないよ。
     新たな始まりのための短い眠りだと思う。

     今のリアンを僕が救うことは、どうしてもできないけれど。

     この世界に生まれ代わる事ができるのなら。

     ……僕は、リアンを探してみたい」

    2008/06/12 23:46

  • ((ゆっくりと夜の首に抱きつき、涙に濡れた声でささやくように))

    リアン「ありがとう…
    でも、きっとあの子の方が…ずっと辛い想いをするだろうから…
    あの子の幸せを祈って唄うの。
    あの子の心がきっと覚えていてくれる……」



    ((本当は死にたくないと言う想いはあるが自分よりずっと先の未来まで生きることになるであろう夜にそんな想いを残したくない。
    実際ずっと目の前にあった問題だった為重要度自体は低くなっていて、夜の事に目を向ける方が重要になっている))


    リアン「あの場所から出て、初めて明かりの下でお話出来たのが夜でよかった」

    現夜知樂 2008/06/12 11:48

  • 夜:「そんな……なんて、酷いことを………」

    (夜は、リアンの手をしっかり握りしめて)

    夜:「リアンは、確かに生きているのに。
     ちゃんと、ココロがあるのに。
     そんな運命が待っているなんて……」
    (夜の瞳だけが、泣きそうに濡れて)

    夜:「なのに、僕の心配を?
     本当は、自分のことだけで、手一杯になってもおかしくないのに………
     優しいリアン。
     お前の幸せを、僕は、心から願うよ」

    2008/06/12 09:04

  • ぴくん、と夜の言葉に反応する。


    「どうかな……
    多分僕は、あと十年と少ししか生きられない」


    心なしか声トーンが少し上がり苦笑気味の笑顔を浮かべる。


    「弟がね?生まれたんだ。
    ……母さんの死と一緒に生まれてきた。
    僕はおそらく、彼を利用出来るようにするツールとして使われる…」


    ((段々最後の方は沈んだ口調になっていく))


    「眼球を奪われて、体液も絞り上げられて、薬を作るのに使われるの」

    現夜知樂 2008/06/12 05:40

  • (夜は、リアンに頬を撫でられるままにされ。
     気持ち良さそうに、目を閉じる)

    夜:「……そうか。
     リアンの優しいココロと、闇の気配がこんなにも、僕のココロを静かにさせるんだね……」

    (そっと、微笑んで)

    夜:「闇と共にあることは。
     闇の中で生きることは『悪』ではないよ。
     光のように、強い刺激は、こんな風な安らぎを生み出すことは無い。
     リアンはきっと、これからも……
     僕のように……いや、もっとココロの深いところに傷を持った誰かに、こんな風な、豊かな安らぎを分けて行くんだね……?」

    2008/06/12 01:07

  • ((夜の言葉に、少し意外に感じるも、受け入れられた事が嬉しくて口元を綻ばせる))


    「その力の強さで寂しい想いをしたんだね」

    愛しそうに夜の頬を撫でる。

    「僕には、多分夜の魅了、って言うのは効いてないと思う。
    でも、僕には夜が愛しく思えるよ」


    ((実際魅了にかかってはいないが、その夜自身に惹かれるところを感じている))


    「僕は、この力の効果を出させない為にずっと闇にいたから、夜の怖さや、寂しさを埋めるには全然足りないけど、せめて気を紛らわせるくらいには、なりたいな」



    ささやくように、優しく語りかける。

    現夜知樂 2008/06/12 00:00

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