【短編集】闇に潜む影



テレビの音だけが響く、静かな部屋に、私が一人。


私にストレスを与えるものは、何もない。


それなのに、


何故か私の心はどんどん重くなっていく。


足に絡みつく何かも、腕に絡みつく何かも、どんどん重くなっていく。


そして、求める。


「自由」を。


「幸福」を。


だけど、いつまでたっても、いつまでたっても。


私が手を伸ばす先には、幸せは待ってくれなかった。