葉はすっかり抜け落ちて、寒々しい枝だけになった秋の終わり。


私は、あと数センチで額が地面につく、というところまで、頭を下げていた。


ここは学校の廊下。


他の生徒たちが何事かと、私を避けながら足早に通り過ぎる音が聞こえてくる。


「本当に、ごめんなさい!!」


そんな恥ずかしい状況の中、私は恥ずかしげもなく大声で謝った。


私の目の前には……律と、誠先輩がいる。


昨日、すぐるに会ってから自分の中で決心がついた。