19の夏~私の愛した殺人鬼~


「本当に悪魔がいたら大変ですね」


 真剣な表情でそう言う藤堂に、新田は首を傾げる。


「沙耶香ちゃんが悪魔に取り殺されてしまうかも!」


 本気でそんな心配をしている藤堂は強くアクセルを踏んだ――。