結局、10分ほど走っただけで車はコンビニに止まり、運転手は幸也へとバトンタッチすることになった。 「譲ちゃん、このくらいで酔ってたらネコの隣には乗れねぇぞ」 冬我はそう言い、ガハハと豪快な笑い声を上げる。 どうやら、ネコの運転は更にすさまじいらしい……。 幸也の安全運転で沙耶香の酔いが冷めかけたとき、後部座席で 「今日はやけに機嫌がいいみたいだな」 と、ネコが隣に座っている冬我へ向けて行った。