「・・・って事はアニキ 本当に
 真奈美さんと別れたんだ・・・
 あんなに仲良かったのに
 あっ!知らなかったんだったら
  ごめんなさ〜い!」

有美
「・・・・・」


その一言で 私のことは 気に入らないのだと悟った


この前みた写真の人は
真奈美さんって言うんだ!


有美
「私 知ってるよ 写真見せて貰ったから
 すごく可愛い人だった」

まゆ
「でしょー! なんで あんなに可愛い人が
 アニキの彼女だったのか不思議なくらい
 どうせ 振られたんだろうけど・・・」


私は胸が苦しくなった

可愛い確かに可愛い人だった・・・

康介
「こら!まゆ(怒)いい加減にしろよ
 もう1年前の話だろう・・・」

ママ
「まゆ!有美ちゃんはいい子よー
 母さん一目で気に入ったから」

まゆ
「たまに帰ってきたんだから
 みんなして そんなに怒らなくても・・・」

有美
「そうだよ・・・
 まゆちゃんの言うことは本当のことなんだから・・・

 私 明日 朝早いから 帰るね」

荷物をまとめて 外へ出た

康介
「待てよ!」