―もっと、刺激的な恋を。―

一年弱付き合った彼小島剛に
呼び出された永井美波。


その日は22歳の誕生日だった。


「垢抜けないお前を本気だったと
思ってるのか」と目の前で
キツイことを言う。


しかも途中から本命だと言う
美波と同じ場所の塩崎莉子も参戦。


言われ放題の美波に
キツイ言葉で2人を追い払ってくれたのは
救世主同じ課の課長大谷康介だった。


「お前はオレだけ見てればいいの」


「本気だけど？
いつも本気！真剣勝負してる
こっちの本気を冗談に取るのは
お前だから」


「あいつよりオレの方がいいと思うよって
つい先週も言ったよな」


「あーもーーー！！！
オレはっ！就任してきてから
美波に惚れてたの！」


「いつかあのクソ男から
奪ってやろうと思ってた
そんな矢先チャンスが
転がり込んできたから
ここは推さなきゃと思ってた」


課長からの告白に
ただびっくりの美波だった。