しばらく車は海岸線を走って
道路の端へ止まった


海の向こう島の夜景がとても綺麗だ!

「ちょ ちょっと 見て すごく綺麗」

と康介を呼んだ

「はい!お前の負けだね…
 ずっと黙っててやろうと思ったのに」

「ひどい(≧ω≦)」

「お前 オレにヤキモチ妬かそうとしただろう 
10万年早いんだよ」

と デコピンしてきた

「うそー
誰?って かなり本気だったでしょ
 顔は怖かったもん・・・ 

あの人ね 教習所で一緒だった人で
栄子を気に入ってるんだって」


話してると 急に

「ちょっと 見てみ−」

と ハンドルの辺りを指差した

「なに?」

と 覗き込むと


「隙あり!」


突然キスしてきた

チュッ♥ と触れるだけの…


「ちょっと!ムードも何もないじゃん!」

「ムード? はぁはぁ− じゃあ」


といいながら

今後は自分の左手を私と席の間に入れ 私を自分に引き寄せた

すると さっきより なが−いキスをした

色々角度を変え 何回も…

これが始めての康介との
キスだ