あっという間に時間は17時
そろそろ開けようか!

と 店に降りた


しばらくすると予期もせず
お父さんがやって来た


「あれ?母さんは?」

「今出てる」

「そっかぁ じゃあ 帰るのを待つか」


(え−ヤバイよ!)

たぶん康介も同じ事思ってるはず!


「親父 日にちを変えたら?
今日いつ帰るか わからんし」

「いつ帰るかわからん?
それでお前たち店開けて大丈夫か?」

「今日はそんなにお客こないと思うし
お袋がいなかったら帰る人もいるだろうし
大丈夫だよ」

「まぁ せっかく来たんだから少し待つよ」


なんとかしなくては・・・焦るばかりで
時間は過ぎていく


早くお父さん帰って!とも言えず

とうとうその時が来てしまったのだ