「明日はうーんとおしゃれをしてこいよ」

と 康介に言われ

「なんで?どこか行くわけ?」

と 尋ねても

「いいから・・・」

と 濁される

明日っても 康介は仕事のはず!!

まぁ 明日になれば わかるか・・・




翌日

私はオレンジ色のワンピースを着て

康介が来るのを待った

「ごめん・・・遅くなった」

と言って来た 康介も正装している


(何事???)


「じゃあ 行くか」

「じゃあ 行くかじゃないでしょ
 どこいくのよ」

「今日はお前だまれ!!ついてくればいいんだよ」

「はあ?命令ですか?康介さん!」

「おう!!」



いばらく車を走らせると ようやく到着

そこは観光クルーザー乗り場だった



「まさか!!これに乗る訳じゃないよね?」

「そのまさかです!!」

と 自慢げに言った