そしてランチタイム。
真琴が珍しくため息をついた。
「最近結婚ラッシュなんですよ。みんな次々に結婚しちゃって、ご祝儀貧乏です」
佐和子は豪快に笑い、
「あったあった、そんな時期。奈緒ちゃんもそろそろじゃない?」
「はい。今週の土曜、友達の結婚式です」
奈緒の場合、まだラッシュとまでは行かないが、ラッシュがあるならその流れに乗りたいと考える。
美女のプライドとして、行き遅れたくはないのだろう。
むしろ、先陣を切りたかったくらいだ。
「で、奈緒ちゃんはその後どうなのよ?」
佐和子の問いに、奈緒は苦笑いで首を振る。
「ま、結婚は勢いだからね」
「そうですよ。勢いです。どうしても結婚したかったら、できちゃった婚もアリですって」



