青春・友情
完

- 作品番号
- 375758
- 最終更新
- 2010/05/04
- 総文字数
- 19,072
- ページ数
- 60ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 14,835
- いいね数
- 0
幼い頃の体験が
今も私を縛り付ける
晴れ渡る空に憧れて
それを見つけた気で
いたけれど……
結局、私は
もう誰も信じられないんだ
*――――――――
〈テーマ〉
「鬼ごっこの鬼」
〈課題〉
「制服を着せる」
「雨で始まり晴れで終わる」
―――――――*
この作品のレビュー
置いて行かれた。
裏切られた。
あんなにも辛い思いはもうしたくない——
そんな過去のトラウマから人を信じられなくなった主人公。
拒否して、頑なに自分の殻に閉じこもって。
だけど——本当は誰よりも心は追いかけていた。
——誰かを。
傷付いて動き出せないけれど、求める物は動き出さないと手に入らない。
勇気を出して一歩。
それで傷付くこともあるかもしれない。だけど——どこかにきっと求める物があるはず。
気付けないのはもったいない。拒否してしまうのはもったいないほどのものが周りには溢れているかもしれない。
そんな希望を感じる作品でした。
傷付かないで動かないことは、誰よりも自分で自分を傷つけているのかも。
読後、清々しい気持ちにさせてくれる作品でした。
この作品の感想ノート
◆さいマサさん
初めまして、一度目の書き込みにお返事できなくてすみませんでした。
さいマサさんも同じ経験されたことがあるのですね。あれって本当に残酷ですよね。今されたのであれば、開き直って気にしないこともできるかもしれませんが、あの頃はやはり無理で。
仰るように疑うよりも信じることができれば幸せですよね。疑うことは簡単で、信じることは難しい。
だけど、信じることができれば何か得ることができるのではないかと思います。
読んで頂き本当にありがとうございました!
こんばんわ。さいマサです。読ませて頂きました。
実はさいマサも置いてかれた覚えがあります。子供って、なんであんなことするんですかね?結構、残酷なのですが。でも、疑うより信じたほうが、絶対に幸せだと思います。
せっかくなので、他の方のも読みに行こうかな。ありがとうございました!
こんにちわ。さいマサと申します。いろいろと辿ってましたら、こちらのお話に。
大人の友情ということで、早速、持ち帰ります!読み進めましたら、お邪魔いたしますー。
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