ウサギの中では生活のメインは夜で、大学生活なんてオマケのようなものなのかもしれない。
愛羅のような夜の女は、ゴージャスで色気があって、大人のイロハを熟知しているような雰囲気がある。
きっと年はそんなに変わらない。
しかし、自分はどうだろう。
女子大生というだけでもてはやされるのをいいことにイイ女ぶって。
ハタチになったということに浮かれ、大人になった気がして。
だけど、ウサギたちにしてみれば、お子様。
大人の遊びも知らず、酒の飲み方もきっと下品。
こんな女、ウサギは一度やったらきっと捨てる。
そんなの嫌。
もっと特別になりたい。
愛羅という女はもう何度もウサギと関係を持っているようだった。
彼女より、もっともっと、特別に。
あの女はウサギが何をしているかも知っているようだ。
自分も知りたい。
もっともっと、ウサギのことを知りたい。



