長時間のデスクワークによる疲労か、それとも酒によるものか……。
アリスの体を睡魔が蝕んでいった。
いかんいかん!
ここで眠ってしまっては、やつが帰ってきたときに何をされるかわからない。
しかし、眠い。
アリスは一旦ベッドを降りて携帯を取り出した。
「よし、仮眠しよう」
携帯のアラームを1時にセットし、羽織っていたジャケットを脱ぐ。
1時ならまだウサギも帰ってくるまい。
そう思って履いていたジーパンも脱ぎ、椅子にかける。
肩の開いたトップスと下着のまま明かりを落とすと、窓から射すわずかな明かりだけがベッドの位置を主張した。
そして普段はウサギと見知らぬ女が使用しているであろうベッドに潜り込む。
ちゃんと起きれるよう、携帯は枕元に置いて。



