目が覚めてしまったアリスは、シャワーでも浴びようと風呂場へと向かう。
大学を出てから自宅に戻らずウサギの部屋へ来てしまったため、着替えは彼の部屋着を準備してもらっていた。
脱衣所の洗面台にはメイク落としや化粧水。
誰が選んだのか知らないが、アリスが普段使っているものよりも高級品だ。
ご丁寧にコットンまで。
ウサギが購入したものではなさそうだ。
ドライヤーやブラシも準備されている。
シャワーを浴びた後、アリスは遠慮なくそれらを使ってやった。
ぶかぶかなウサギの部屋着を身に付け、冷蔵庫からスーパーで買ったチューハイをグビグビ飲む。
ソファに座ってみても、ベッドに寝転がってみても、ウサギのいないこの部屋は暇だ。
ウサギが帰るまで、まだまだ4時間はある。
アリスは空き缶をキッチンの調理台に置き、再び寝室へ。



