偽善だってののしられるだろうか?
でも、それらしい声は聞こえては来ない。
わたしも言いたいことを言ったはいいけど、この後どうしよう、と思う。
誰かしら何か言ってくれないと、何も言えないし動けもしない。
流依が何か言うと思っていたのに、そんな気配は微塵も無い。
誰か何か言ってよ~~~!
本気で困りそうになったとき、意外なところから助け舟が来た。
「かばって……くれるの?」
そう言ったのは理沙先輩だった。
「私、昨日……貴方にあんなことしたのに……」
少なくとも悪いとは思ってくれていたみたいでよかった。
きっと理沙先輩も、元々はそんなに悪い人じゃあなかったんだ。
「もういいんです。それにどう見ても、今の理沙先輩たちの方が辛い目に遭ってますし……」
そう、その部分にはむしろこっちが謝りたいくらいだ。
ミミズぶっ掛けられるなんて、想像しただけでも気持ち悪い。
なのに理沙先輩達は、感極まって泣いてしまった。
でも、それらしい声は聞こえては来ない。
わたしも言いたいことを言ったはいいけど、この後どうしよう、と思う。
誰かしら何か言ってくれないと、何も言えないし動けもしない。
流依が何か言うと思っていたのに、そんな気配は微塵も無い。
誰か何か言ってよ~~~!
本気で困りそうになったとき、意外なところから助け舟が来た。
「かばって……くれるの?」
そう言ったのは理沙先輩だった。
「私、昨日……貴方にあんなことしたのに……」
少なくとも悪いとは思ってくれていたみたいでよかった。
きっと理沙先輩も、元々はそんなに悪い人じゃあなかったんだ。
「もういいんです。それにどう見ても、今の理沙先輩たちの方が辛い目に遭ってますし……」
そう、その部分にはむしろこっちが謝りたいくらいだ。
ミミズぶっ掛けられるなんて、想像しただけでも気持ち悪い。
なのに理沙先輩達は、感極まって泣いてしまった。