【改稿版】心の声が騒がしい女の子とシンプルにイケメンすぎる男の子

「鈴ちゃん、今日はどんなポーズをすれば良い?」

ちょ、ちょっと待って。

これってあの告白がなかったことにされている?

だって、間宮くんがあまりに普通すぎる。

ここまで来ると本当に私の妄想だった気までしてくる。

落ち着いて記憶を再生するのよ、鈴。

雨の日の帰り道で……




『鈴ちゃん、好きだよ』




いや、絶対言われてるー!

勘違いじゃないー!

……でも、恋愛の好きか分からないのも事実だし。

そんな勘違いする言い方を間宮くんがしないって分かっているけど、10%でも勘違いだった場合恥ずかしすぎて倒れる。

ここは少女漫画じゃないんだから、そんな恥をかいたら寝込んでしまう。

でも、うん。

10%で大恥をかくとしても、90%の確率で間宮くんに告白の返事をしない最低なやつになりたくない。

90%の確率で間宮くんに不誠実な対応をする人間になりたくない。

こんな心の声がうるさすぎる私でもそれくらいのプライドはあるのよ!

勇気を出すのよ、鈴!