【完】猶龍(ゆうりゅう)




本作『猶龍』は、史実を基にしたフィクションです。執筆に際しては、以下の資料を主に参考にさせていただきました。史実部分の骨格を尊重しつつ、人物の内面描写、会話、エピソードの多くは作者による創作です。


主な参考文献
• 国吉栄『関信三と近代日本の黎明――日本幼稚園史序説』 (日本保育学会関連出版、または単行本)
• 関信三『幼稚園法二十遊嬉』 1879年(原本および翻刻・現代語版)
• 倉橋惣三・新庄よしこ編『日本幼稚園史』 東洋図書、1934年
• 日本保育学会編『幼児の教育』誌(関信三関連特集号、2000年前後)
• 『教育雑誌』第84号(文部省、1878年)所収「幼稚園創立法」など
• 幕末・明治期宗教政策関連
・大日方純夫「明治新政府とキリスト教」関連論文
・同朋大学論叢などでの「猶龍(安藤劉太郎・関信三)伝攷」
• フレーベル教育思想関連
・Friedrich Fröbelの著作英訳版および日本での受容史資料
• 三河地方史・安休寺周辺史料(幡豆郡一色村関連郷土資料)
その他の参考
• 長崎出島・横浜開港史料集
• 明治初期日本留学生記録(英国留学部分)
• 『明治維新史料』『日本史年表』など通史資料


これらの文献から得た史実を基に、物語を構築しました。
ただし、本作は伝記ではなく小説です。関信三氏の実際の生涯とは異なる創作部分が多数含まれますことを、あらかじめご了承ください。

関信三氏をはじめ、登場する歴史上の人物に深く敬意を表しますとともに、関係者の皆様にお詫びと感謝を申し上げます。



          伊桜礼菜(雨堤心花)